2014 エリザベス女王杯 #1


2014 エリザベス女王杯
さて、今年もエリザベス女王杯の季節。
秋が暮れてゆき、年末の忙しさを感じ始める微妙な時期になってきました。
今日は今期初めてコートを着込んで出かけました。
ここから雪崩のように、GIレースが行われていき、有馬記念まで息もつけないでしょう。
寒風に吹かれながらも、土曜の武蔵野Sではなんとか資金倍増維持できました。
エリザベス女王杯、最近GIレースのある週では恒例行事と化している、日高屋でビール飲み飲みブックを開いて予想を趣向を変えてすき屋で行いました。
ガラガラで、店員が3人もいるという贅沢なすき屋。
店の端っこで白髪ねぎ牛丼を食べ素ビールを飲みながら予想です。
一番最初に目にとまったのは、外枠ですが16スマートレイアー。
調教、栗東坂路のベストを更新。51.2-12.1 馬なり。
外枠は有利ではないものの、鞍上は京都を知り尽くしかつ土曜武蔵野Sを前走蛯名Jからの乗り替わりで勝っちゃう武豊J。
枠の不利は騎手のウデで埋めてくれるものと信じています。
唯一気になるのは、初距離である2,200m。もちろん2,000mまでならGI秋華賞でメイショウマンボの2着しているしなにより京都・阪神では抜群の安定感を誇る。(ただ、唯一の京都が2着というのが気にはなる)
競馬ラボのコース丸裸によると京都2,200mの勝率上位の種牡馬は1位ディープインパクト2位ホワイトマズル。
http://keibalab.jp/yosou/coursedata/kyoto/t2200/
スマートレイアーは父ディープに母父ホワイトマズル。2,200はこなしてくれるでしょうと勝手に納得。
つぎに目に留まったのは02フーラブライド。
内枠、CWのベスト更新、上がり11.8。
なによりも昨年末から今年頭にかけて牡馬相手にも日経新春杯で3着に入るなど好走していた馬。
休み明け初戦は牡馬相手の京都大賞典を0.8差の7着。牝馬重賞2勝馬でGIタイトルこそなく見劣りするものの、そんなに弱くはないと思われる。
しかも今回は調教絶好調、チークピース(右側だけ)もつけて臨むとのことで変わり身があって全くおかしくない。
酒井Jも今年は好調だし、ぶっこ抜けるかも。
あとは穴っぽいところ行くけど、13コウエイオトメ。名前が田舎臭く(失礼)て人気が全く出ない馬だが、前走の京都大賞典は上記フーラブライドをしのぐ6着。しかも上がりは33.9。1000m67秒の超スローではあったが4番目の上がりタイムである。
これは紐候補で押さえておきたい。調教もそんなに悪くはない。
あとは人気陣・・・
どうなんでしょうか。
まず、3歳馬の取捨を。
筆頭格の05ヌーヴォレコルト。調教は4本。美浦南W、土曜+エリ女出走馬中では一番の時計。
枠良し、3歳馬の活躍目立つエリザベス女王杯、鞍上岩田、古馬との対戦が初めてという点につきる。
京都高速馬場の秋華賞タイムは参考になるようでならない。
全く外すのは怖いので押さえまで。
もう一頭の3歳GI馬、12ショウナンパンドラ。秋華賞時は調教が良かったので好調教指定して見事優勝。
今回は、14本、栗東坂路52.8-12.6がある。ディープ産駒、京都強いしなあ・・・押さえる。
11レッドリヴェール。どうにも調子を取り戻せないでいる2歳チャンピオン。鞍上の不調も相まって人気はダダ下がり。今土曜の22:30で11番人気。
冷静に調教をチェックすると、2本!52.6-12.6/52.4-13.4.いくらなんでも軽すぎじゃないの?・・切るかも
逆に人気がないと買いたくなるんだよなあ
14サングレアル。ブエナの妹。秋華賞の上がりはナンバーワン。調教は、・・・ふつう。馬体の細化がなければ、というかんじ。
戸崎J土曜はちょっと調子が乗らなかったようですね。
17ブランネージュ。社台馬。前走前々走と差は0.2、0.4。最終追い切りがポリトラックなのが気になる。ポリでベストは出ているが、私はポリのベストで何度か痛い目を見ているので軽視。
社台馬という点だけが、気になる。
04オメガハートロック。期待されていた馬で重賞も勝っている。いきなり秋華賞で復帰して振るわなかったが、叩いた効果はあるのかも。
なにしろ、ヌーヴォレコルトと同馬主。美浦調教なので比較難しいが、穴の要素を見つけ出せない・・
次はGI実績馬。
06メイショウマンボ。
難しい。取り扱いが非常に難しい。混合戦ではめっぽう弱く、牝馬限定戦では強いと言われている。牝馬GI3勝、Vマイル2着はたしかにすごい成績。
まだ4歳だし調教もCW11.7、来ても全然おかしくない。
09ホエールキャプチャ。
前前走走札幌記念は札幌芝の最終追いでいい時計出ていたのを見逃し、買えず。
前走府中牝馬Sでは府中で強しの力をみせつけ3着。過去2回のエリザベス女王杯ではいずれも道悪に泣いた経緯があるので今回良馬場で走れれば巻き返しは当然ありうる。
やはり最終追い切りは芝。ラスト11.8の切れ。GI馬は絶対押さえたほうがよい。
10ヴィルシーナ。去年の本命馬。なんで凡走したのか全くわからない。道悪?
こちらも春はVマイル連覇、続く宝塚も3着という好調ぶりであったがなんと7番人気。たしかにぶっつけで厳しいとの見方はあるだろう。また府中牝馬Sを回避した調整過程も嫌われている要因かも。
調教は、さすがに乗りこまれていて11本。最後はCWでしまい11.7を叩き出すほどに仕上がっている。併せた馬が弱いのは割引だが、GI馬。そこそこやれると思っていい。
その他
層が厚い。今年のエリザベス女王杯。
01ラキシス、03キャトルフィーユ、15ディアデラマドレ、18アロマティコ
これら5頭も有力どころの一角。
長くなったので一区切りして後半へ。