2018 皐月賞 回顧



2018 皐月賞 回顧

実に、4回目を数える皐月賞の現地観戦。
中山は住まいが近いこともあり、ここ5年で3回目の現地観戦である。
その前はさかのぼること22年前。1996年、サンデーサイレンスの産駒第2世代の年である。
入場チケットの馬は前年優勝馬のジェニュイン。サンデーサイレンス初年度産駒で皐月賞制覇。
幻の三冠馬といわれたフジキセキが弥生賞勝ちの後、ターフを去った混戦の皐月賞の勝ち馬-1人気である。

その1年後の皐月賞。
当時の馬券が色褪せずに残っていた。

当時はまだ三連単、三連複、ワイドがなく、高めの配当を狙うなら専ら馬連勝負の時代。
15の馬が本命だったんだろうな。
どれどれ・・・15って

サクラスピードオー 横山典

あ~、22年経っても変わってねえわ。

相手の本線
05 イシノサンデー 4人気 1着
06 ロイヤルタッチ 1人気 2着
12 チアズサイレンス 5人気 12着

あっりゃ~
ド縦目だね。

もう2頭は、

01エイシンイットオー 11人気 15着
07マキノプリテンダー 8人気 競走中止

せめてイシノサンデーとロイヤルタッチの馬連は取って換金したんじゃねえかなと思って、当時の日記を見返すと、

あああ、だめだこりゃ。

一応、武富士を知らないヤングメンに解説すると、武富士って今のアコムとかレイクとか、まあ消費者金融だよね。
ま、金を借りに行ったわけではなく、就活中だったから、会社説明会に行ったんだけど。

今レースを見返してみたら、サクラスピードオーは逃げて直線半ばまで先頭だったんだね。
なんで太じゃなくて典さんなのかわかんないけど、けがとか騎乗停止だったのかなあ?
前走共同通信杯優勝から皐月直行という今風のトレンドを先取りしていた。

勝ったイシノサンデーは鞍上若かりし四位Jで、G1初制覇だったんだよなあ。若者Jの登竜門というイメージがとてもある。
秋にはエリザベス女王杯をダンスパートナーで制するなど、ノリに乗っていた。

2着ロイヤルタッチは、先週桜花賞に出ていたアンコールプリュの母父ウイニングチケットの弟。
兄譲りでとっても人気がある馬だったね。

そして、この年のダービー馬は言わずと知れたフサイチコンコルド。
とても印象深い年だった。







(続きはこの下にあります↓↓↓↓)






さて、2018年に時間を巻き戻すと、中山競馬場法典門に朝の8:30に並ぶ壮年の男がいた。
昨日は昨日で、オジュウチョウサンの圧勝劇をこの目で見たばかり。
中山開催を2日連続現地観戦するのはおそらく学生時代以来だろう。

入場券を買って開門と同時に小走りでスタンドへ走る。

息が切れる。歳をとった。

昨日は、オジュウチョウサンを見た後に法典の湯でサウナに入り、骨休めをしたおかげで平場のレースは全く予想していない。
じっくり腰を据えて皐月賞の時間まで予想をするのだ・・・

と思いつつも1Rからパドックに行って下手なカメラを構えてみる。
どうにも初ダートの03オンワードマリーの調教がよさそう。複勝1000円だけ買ってみるか、、、、

結果は最下位。

いきなりのJRAからの先制パンチ。

くらくらしながらふたたびパドックへ。大好きな岩部Jの写真を取りつつ馬も見てみる。

相変わらず馬を見る目は培われないが、三浦Jの乗る09ランドキングスター(6人気)がよく見える。調教もばっちり動いている。
しかもレースは中山ダート1200未勝利。負けられない戦いがそこにある。
外枠のうち、15が1人気のサノノタテヤマ。14レヴェナントと16セントオブウーマンは人気薄。
基本に忠実に、外枠3頭へワイド流し。
あとは一発狙いで、09-141516-141516+07ダイシンクワトロの三連複フォーメーション。
ちょっとだけ、2人気の04カッパツハッチと迷ったが、ダート1200は青帽の信条があることから、07ダイシンクワトロをチョイス。


レースが始まる。09三浦は3番手という絶好のポジションにつけ直線へ。直線では先頭、あとはピンク帽か橙帽がくればいい。

三浦ァアアアアア

1着には迷った04カッパツハッチ。
2着に三浦J09ランドキングスターがよく粘り。
3着はゴール手前で桃帽が桃帽に差されたように見えた。

あちゃー、ここで差し切るなんてやっぱり人気の桃帽は違うな、でも安いけどワイド取れたわ、
と思っていたら、差されたのは人気の15サノノタテヤマで、差したのは橙帽子の14レヴェナント(13人気)

なんと、たぶんマイネルホウオウ-オツウ以来のワイド万馬券である。
惜しかったのは三連複で、カッパツハッチを三列目にしておけば10万馬券であった。人生そうは上手くはいかないねえ。

結局、ずるずると毎レース買って勝ちをすり減らすパターン。
買わなかった7R(ダート1200)は三連単130万馬券という波乱。

そして、皐月賞。

心配された雨風はそれほどでもなく、正午前には陽射しもあるくらいの天気。馬場は最終的には稍重だったが、青々としていた。


◎05キタノコマンドール
○02ワグネリアン
▲09オウケンムーン
△14サンリヴァル
△03ジャンダルム
△15ステルヴィオ
△10ジェネラーレウーノ

馬券は、02ワグネリアンを2着付けに、

0509141510->02->0416以外全頭

0209141510->05->0209141510

05->全頭->02

05->02->1014,111213
馬連
9-10,9-13,7-9,7-10



結果は・・・・


1着 07エポカドーロ 無
2着 14サンリヴァル △
3着 10ジェネラーレウーノ △

4着 15ステルヴィオ △
5着 05キタノコマンドール ◎

7着 02ワグネリアン 〇
9着 03ジャンダルム △
12着09オウケンムーン ▲

頭に据えた4頭が掲示板で、1位の馬を買ってない。
いや正確には、馬連で2点だけ買ってるけど1着3着か・・・

勝ったのは07エポカドーロ、新種牡馬オルフェーヴルの第一世代産駒である。
鞍上はクラシック初制覇となる戸崎J。

最後の直線はミルコ!ミルコ!差せ!差せ!と叫んだものの、5着が精いっぱい。
ダービーの出走権も得られずか・・・と思ったら今年から5着まで優先出走権あるんだってね。運が強いな。DMMとミルコ。

今年も荒れた皐月賞。

来年も中山の地を踏めるのか。
精進して生きよう。

おまけ
馬場開放があったので芝コースに闖入。
中山の坂だ~ (子供)



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