(リライト版)どのようにしてUMAJOを飲みに誘うか




どのようにしてUMAJOを飲みに誘うか

※この記事はNoteに有料配信したものをブログ向けにリライトしたものです。

JRAの優秀な広告宣伝部門と博報堂が仕掛けた女性競馬ファン獲得施策の一つ、UMAJOという呼称。
ここ数年でUMAJOは定着し、ラッタッタと相乗効果もあり、東京競馬場は若いお姉さん達で溢れかえっている。

私は45歳のおじさんだけれども、Twitterを通じて沢山のUMAJOさん達とお知り合いになれ、競馬場外でも飲みに行くことがしばしばあるくらいにはなった。

ごくごく普通の振る舞いでそうなるに至ったのだけれども、なんでこんなおじさんが毎週毎週飲みに行けているのか。

そのHOW TOを寄稿したいと思う。

1.競馬場で会おう
まずは、基本から。
正直なところ、競馬場に来ているUMAJOの多くは目的があって来ている。そして、出会いを求めてきている女性は殆どいない。

目的とは、

①推しの騎手を応援にきている

②推しの馬を応援にきている

③彼氏や友達に連れてこられた(競馬を体験することが目的)

④ガチで馬券を打ちに来ている

そんなところだろう。
競馬場に来てナンパされ待ちなんて女性は、いない。いないのだ。

だから、一番効率の悪い方法は、競馬場で手当たり次第に声をかけることである。
若くて溌剌としたウェイ系の男たちならばそれはアリかもしれない。でも45歳おじさんがやったら声掛け案件だ。緑の職員もしくは私服警察官にしょっぴかれかねない。本当に注意してほしい。

ではどうするか。
Twitterを始めてください。

アカウントをお持ちなら、UMAJOさんをフォローしてみてください。中にはネカマのUMAJOも沢山いるから、ちゃんと見極めるようにしよう。
もちろん、UMAJOだけではダメである。
この文章を読んでいる人なら競馬が好きなわけだから、競馬を楽しむために同好の士をフォローしよう。
有象無象、偽物本物、色んな人がいるけれども気になる人をフォローすればいい。

そして、真面目に競馬に取り組む。
これ。大切。
馬券を当てるだけが競馬ではない。
まずはUMAJOに声をかける前に競馬を楽しむのだ。

競馬を楽しむようになれば、自然と気の合いそうなアカウントの人は選別されてくる。
自分にとって不快な発言をしないか、それはとっても重要なポイント。

競馬を楽しめるようになったら、フォローしているアカウントにリプを送ろう。DMは濃すぎるからダメだ。
本当に同感を得たツイートをした時、心の琴線に触れた時、そういう時にだけ絡めば良いのであって、仲良くなるためだけの見え透いたリプはいらない。

素直に、自分の心の赴くままに絡む。
ただし、初めてリプする他人がもらってどう思うかな、というのは少しだけ考えた方がいい。
馬券が外れたツイートに対して私は当たりました!ツイートをして相手がどう思うのかを考えて欲しい。
私はこう思う!ツイートに対して、それは違うんじゃないの?を、初見でぶつける人を想像してみてほしい。
それが理解できないならちょっとTwitterは向いていないだろう。

そうやって、2週、3週と過ごして、競馬場に行けば、たまたま現地に来ているフォロワーさんを見かける筈だ。TL上で。
何度かやり取りをしているフォロワーさんならここで思い切ってDMをしてみる。リプじゃない、ここはDMなんだ。
向こうは断る自由も会う自由もある。
そしてそれを人に知られたくないという自由もある。
DMをそっと送って返信があるまで待つ。

返信がないからと言って、おーい?なんてDMを送るのは悪手だ。

相手は無視する自由もあるし、競馬場に来ているんだから馬券を買ったり推し騎手を追っかけたりしている。現地はとにかく忙しい。
返信がなければ縁がなかっただけなのでそれでおしまい。

あったら幸運くらいに考えていた方が良い。
ちなみに俺でも、未だに相互フォローの有名なカメラ民さんからDMの返信をもらえずじまいだ。
深追いをしてもいいことは何にも無いから、縁がなかったと諦めるべきだ。

運良く競馬場で会えることになったら、ビールでもモカソフトでも奢りなさい。
あなたが40を越えたおじさんならなおさら。
身なりを綺麗にして、体臭に気をつけて、相手が好むものをふるまいなさい。
馬券を12点買うのを我慢すれば出来ること。

そんな金すらないのならUMAJOと飲みに行くのは諦めなさい。

第1段階はここまで。多分ゼロから初めて3ヶ月くらいかかると思いますよ。
UMAJOは同じ趣味を持つ、気の合う仲間であることを忘れずに。邪な考えを持っていたらこの段階すらクリアできませんよ。

あと、競馬場でお会いしても、ビール飲んだら、1レース見たら、じゃあまた、と別れてくださいね。
会ったその日から最終レースまで一緒にいようと思わないように。
よっぽど気が合えば別ですけど。


2.競馬の終わった後に誘おう

さて、飲みに行くにはどうしたらいいのか。
一番手っ取り早いのは競馬が終わった後にそのまま反省会を兼ねて飲みに行くこと。
ただし、これは最終レースまで一緒に馬券を打ってることが前提。ぽっとお会いしたその日に行くのはなかなか難しいだろう。

どうするか。

朝早く競馬場に行ってスタンド席を数席、確保しなさい。
お昼から来たフォロワーさんで席がなければ座ってもらえる。
負けがよっぽどこまない限りは最後まで一緒に見ていられるでしょう。

飲みに行くなら複数人で行きましょう。

無理に誘わないこと。

競馬場の近くに行きつけの店を作りましょう。

3.競馬場外で飲みに行くためには

何度か競馬場でお会いして気が合う相手なら、場外で会うことも拒否されないでしょう。

東京では日本ダービーや有馬記念の前週に各地でイベントが開催されています。

そういうところに一緒に行ったりした帰りに飲みに行くとか、とにかく競馬を絡めたイベントにした方がいいでしょう。

平日であれば南関ナイター(大井、川崎、船橋)に行った帰り、というのもアリです。

UMAJOの9割は酒が強いです。
十分に節度を持って飲みましょう。

4.あとがき

とにかく、同好の士と酒が飲めるのは楽しいことで、UMAJOの皆様と飲んでても80%は競馬の話。
あと私が気をつけていることは、
話す内容として:
・職業、年齢、住んでる最寄駅、職場の特定をするような話題を避ける
・自分語りを極力しない
・競馬の昔話は積極的にする(自慢話にならないように)
・特定の騎手や馬を貶さない
・他人の悪口を言わない
・本名を聞かない
・ド直球の下ネタを話さない
・LINE教えて?と言わない

ふるまいとして:
・飲み代は、自分より目上の人がいないのを確認して全額出す。いたら折半ないし傾斜をかけてもらう。
・奢るから飲みに行こうよと言わない。
・お金がない時は、正直に打ち明けて割り勘にしてもらう。見栄を張らない。
・セックス目的で酒を飲まない
・慇懃無礼にならない範囲で敬語で話す
・飲酒を強要しない、好みやアレルギーなどは事前に確認しておく

大体そんなところでしょうか。
人畜無害なおじさん認定を受ければ、競馬ライフも楽しくなります。

何だかんだ女の子と好きな共通の趣味の話をしながら飲むのは楽しいのです。

皆さんもしっぺ返しを食らうことなく、うつつを抜かしましょう!

健闘を祈ります!


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