2016 スプリンターズステークス
さて、ついに秋のG1シーズン開幕。
そしてスプリンターズSの日と言えば、凱旋門賞。
今年はダービー馬マカヒキが3歳での挑戦を果たすとともに、日本でもJRAが馬券を発売するという記念すべき年である。
ダブルで的中させてこのまま有馬記念まで連勝街道を歩みたいものである。(毎年言ってる)
さて故あって3週間くらい前から土日の競馬依存度を減らしてきている。
まだ語るに値しない内容なので理由は5年後くらいに振り返って書けるときに書こうと思う。
とにかく、濃度を濃く競馬を楽しみたいと思う。
スプリンターズSだが、週中に昨年の状況を振り返った。
2015スプリンターズS
◎ウキヨノカゼ
○ミッキーアイル
▲ストレイトガール
☆サクラゴスペル
結果
1着ストレイトガール ▲
2着サクラゴスペル ☆
3着ウキヨノカゼ ◎
4着ミッキーアイル ○
三連複 的中
なんて素晴らしい予想なんでしょう。
今年も期待しています!
まずは好調教のつぶやきから。
スプリンターズステークス 2016好調教馬
09サトノルパン
14ウリウリ05シュウジ
07スノードラゴン
16ネロ
04ソルヴェイグ
次点061215ビッグアーサーはタイム的には前走時よりも、ベストタイムよりも時計がでてない。一杯、馬なり、一杯のはずだが…香港を意識?
— りょう49 (@ryo49_) 2016年9月30日
馬の強さ的には、前日単勝オッズ2.1倍が示す通り、ビッグアーサーが強いことは議論の余地なし。
だが強い馬が順当に勝つわけではないのが競馬。
この1人気馬に敬意を払いつつ、この馬を負かす力を持った馬がいないのかを探す。
好調教馬の解説。
09サトノルパンは、和田竜二Jを背に栗東坂50.3-13.8を馬なりで、自己ベスト。
8月札幌キーンランドカップを叩いてからの参戦。
この馬自身はビッグアーサーに京都の京阪杯で勝利していることから、争える資質は持っている。
ただ、坂のある中山でどうか、という点だけがカギ。調子はいいので中山攻略ができれば急浮上する。
鞍上は私に小倉記念の勝ちをプレゼントしてくれた和田竜二J。ここらで久しぶりにG1勝利をしたいところだろう。
だが馬主を考慮するとどうしても頭では買えない。ごめんなさい。
14ウリウリはいわずと知れた、凱旋門賞に参戦するダービー馬マカヒキの全姉。
あれ、この姉弟は母父キンカメと思ってたらフレンチデピュティなのね。。。どっかで間違ったこと言った気がする。
短距離路線で活躍の場を見出しつつあるが近走は冴えない。
こちらはCWの追い切りで自己ベストタイムを更新。道中も、上がりもかなりのタイム。5F48.5は見る機会が少ない数字。あがりもきっちり11.8.
これは金子オーナーの爆運で日仏同日G1制覇もありうるかもしれない。
鞍上は中山では無双の戸崎J。外差しの馬場も相まってものすごく注意が必要な1頭といえる。
ここまでが自己ベスト更新系の好調教馬。
05シュウジ
栗東坂でベストに近い51.1-12.4、52.0-11.8を記録。3歳馬で斤量55kgとアドバンテージがあるのと、鞍上がマカヒキでダービージョッキーとなった川田。
凱旋門賞に乗れないうっぷんをこの馬で晴らすかもしれない。
07スノードラゴン
一昨年、新潟で行われたスプリンターズSの覇者。8歳になっても衰えを見せず、前走セントウルSでは見せ場たっぷりの5着。
こちらもほぼベストに近い美坂51.1-12.6。中山0-2-1-0とG1馬の格で上位食い込みは十分あり得る。12番人気とは笑ってしまう。
16ネロ
ベスト栗坂48.2をもつ調教駆けする馬だが、今回は49.6-12.7、49.1-12.8をいずれも馬なりで。
調子は良いので大外枠をどう上手く生かすか。内田Jの手腕が問われる。これまた9人気と、G1はやはり実力馬が軽視される傾向にあるのか。
04ソルヴェイグ
こちらもベストには届かないが栗東坂52.5-11.9を馬なりで。上がりに注目した。
3歳牝馬で斤量最軽量53kg、函館SS勝ちをひっさげ前走キーンランドCでも0.3差4着。
8人気と美味しすぎるオッズ。無印にはできない。
次点にあげた3頭も簡潔に。
06ベルカント
栗東坂50.5-12.0、51.0-12.2 自己ベストに劣るが速い。
12レッツゴードンキ
栗東坂53.0-11.9、54.0-11.9とこちらも自己ベストには劣るが上がりが速い。
15ミッキーアイル
栗東坂50.0-13.3 こちらも自己ベスト49.7とかなのだが速いは速い。
1人気より下については人気が割れているので、三連複6or7ボックスの馬券が妙味あるかも。
あと、1人気ビッグアーサーの調教だが、、、
一杯に追った割には前走時よりタイムが劣るし、自己ベストには程遠い。
あくまでこのレース自体もたたき台で香港を主眼に見ているのかもしれないが、一杯に追ってのこのタイムは気がかりである。
先週のマリアライト程ゆるいとは言い切れないが(少なくとも一杯に追ってはいるので)、若干不安要素はある。
ただ、この1点を以て切り飛ばすのは危険。この馬頭の3連単しか買わない、というのは危険だなというレベル。
さて、予想のほうだが、金曜の第一印象では好調教組から◎05シュウジとしていた。
キンシャサノキセキ産駒、鞍上川田、程よく内枠、斤量差、バランスの取れた買いたくなる馬。
展開はおそらく間違いなく、01ビッグアーサーがハナを叩いていくと思われる。
ただ、いけなかった場合や出遅れの場合も考慮しないと馬券は取れない。
ゴールドシップの宝塚記念を忘れたか?
ポルトフィーノのエリザベス女王杯を忘れたか?
的中にこだわるなら、大舞台で起こるアクシデントに備えて、二の矢、三の矢は用意しておきたい。
印と買い目は#2へつづく。