2019 回顧

2019 有馬記念 回顧

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2019 有馬記念 回顧

競馬をやめろと言われているな、と思った。

正確に表現すると、分不相応な金を馬券に使うんじゃない、ということ。

2019年12月22日、5:00。
懸念していた前日の仕事は大きな問題なく終わって、有馬記念の現地に行けることになった。

始発で行っても席は取れまいと思い、もはや雰囲気を楽しみに行くだけとも言える有馬記念。

思い入れのあるお金をくれた馬はおらず、結局本命馬も定まらないままに。

西船橋から徒歩で中山競馬場へ。
有馬記念の朝のいつものルートだ。

余裕があればタクシーを拾うのだけれども、すでにタクシー待ちの列は長蛇。
とぼとぼと歩くことを決意。

こんな朝早い時間でも行く道すがら同じ場所を目指す人たちに出会す。有馬記念の日ならでは。

今年は有馬記念の日が仕事納めの前にあるからか、年末感があまりない。

朝シャワーを浴びて買おうと思った目は、アーモンドアイを外した唯一の目、ハーツハーツ総流し馬券だった。

リスグラシュー=スワーヴリチャード→総流し

アーモンドアイが飛ぶことなんてあるのかな、強い馬は強い。ジェンティルドンナも中山1-0-0-0(勝ち有馬記念)だったんだぜ。

あとは、「ハーツクライは二度刺す」馬券。

リスグラシュー、スワーヴリチャード、シュヴァルグラン→アーモンドアイ→総流し

断然人気のディープインパクト を負かした2005年の有馬記念。ハーツクライはその子でも断然人気の馬を負かすのだ、というシナリオ。

穴党が想像しうる結末としてはその程度のもので、なんだかんだ言ってアーモンドアイが勝つんじゃなかろうか、と思っていた。

中山競馬場は、中央門から入った。


すでに門の外に人の列はなく、地下に人を入れたんだなということがわかった。

昨年は始発、タクシーで来たからまだ門の外に大勢の人が居た。

せっかくなので有馬記念の記念入場券で入場。
もぎりのおばさんは無表情で半券を返す。
そりゃあ朝早くからだもんな、ご苦労様です。

地下一階をぐるりと回ったけれどもすでに椅子という椅子に何かが置かれていて座ることができない。クソが。

中山競馬場は土曜のパークウインズに来たってこんな感じだ。座るところ一つない。

昨年は地下から直接スタンドに出る列に並んでなかなか門が開かず、結局取り残されたんだった。
どちらかというと1階に通じる階段2カ所の方が人のハケがよい。

今年はセンターコートから入ってターフィーショップ前の一階に上がる階段から、並ばずに開門後ノコノコ歩いたが、やはり昨年並んでいた列は動いて無かった。

断然にこちらの方が早い。

来年も来ることがあればそうしようと思う。

とはいえスタンドはもう埋まっているだろう。狙いはメディアホールの席。

だがそこですら、諦め顔で出てくる人を見て席がないことを理解した。

メディアホール横の売店前、42番柱の横に席を下ろす。
中だし暖かくて良いだろう。

と、ツイッターの相互フォロワーさんから連絡をもらう。「席ありますけどどうですか?」
二つ返事で伺うとウィナーズサークル前、ゴール板を少し過ぎたあたりのとても良い席だった。

アカウント名は下品だがいい奴だ。
ご好意に甘えて座らせて頂いた。




中山1R、ダート1200m未勝利。

過去、とても好きな条件のレースだった。
だけどAI馬券の影響か、最近はオッズが辛くて荒れることがほとんどない。

久しぶりにこの条件の馬券を買った。

万馬券を取るために。

結果、外れ。

選んだ4頭のうち2頭が複勝圏に来たものの頭に固定した馬は負け。

久しぶりに馬券を買って叫んだ。
難儀なスタートである。

中山3R、芝1600m未勝利。

調教の良かった外枠の馬、北村宏司Jの乗る馬を複勝厚めに買う。3.5-4.2倍検討

全く伸びず6着。

中山4R、新馬戦 ダート1200m

調教から3頭ピックアップした馬、7、9、12

9→7,12→7,12
7→9,12→9,12

三連単を買う。

7が出遅れ。ダート1200では終戦を意味する。

9→12→何かで決まり。

馬は見えているよ、馬券が当たらないだけなんだ。

中山5R、新馬戦 芝1600m

人気の8と調教よかった9をワイドで樋口。
8→9→総流しの三連単も買う。

と、気づいたら9→8→総流しを買っていた。

結果、武豊Jの馬がまんまと逃げ切り、8は2着、9は4着。

三連単は買い間違えるわ、ワイドは2着4着だわ、もはやその日の流れ的に、というか一年通してこんなんだったなー、という自嘲しか浮かばなかった。

馬券を買う心が折れた。有馬記念を買う前に。

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その有馬記念は、前述のアーモンドアイが負ける前提の馬券と、
3歳馬→アーモンドアイ→その他4頭
みたいな馬券も買った。

そして惰性で、アーモンドアイが勝つでしょという馬券。
アーモンドアイ→スワーヴリチャード、キセキ
アーモンドアイ→何か→何か

買ってから印を決めた。

◎アーモンドアイ
○キセキ
▲スワーヴリチャード
△サートゥルナーリア
△リスグラシュー
★シュヴァルグラン

そんな感じだったと思う。

レース。
2分30秒5はあっという間に終わって、
アーモンドアイは負けた。

2着にすら残らなかった、負け。

もちろん、全くもって馬に対する恨み辛みはない。
馬券なんて、選んだ自分の答えと現実の結果の答え合わせでしかない。

完全に自由な選択ができる環境で、選んだ答えが現実と異なっていた、馬券の外れとはそういうものである。

俺は今年の収支をプラスにしようとして、安易にアーモンドアイ頭の帯馬券を「置きに行った」。

そんな奴に勝利の女神が微笑むわけがない。

そして、今年を象徴するような馬券の負け方。

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雨が降りしきる帰り道。朝来た道と同じ道を、傘がないから競馬ブックを頭に乗せてトボトボと帰る。

競馬を、やめろと言われているな、と思った。

正確に表現すると、分不相応な金を馬券に使うんじゃない、ということ。

この一年、色々な経験をして、競馬との関わり合い方をまた見つめ直すことになった。

競馬場に行くこと、の意義や目的について。

人との関わり合い方、について。

あの混雑の中山競馬場で、偶然ばったりと今年お世話になった方にお会いすることができた。

ふと、皐月賞の日をまた思い出してしまった。

競馬を楽しむことと、分不相応に馬券にお金を使わないことは両立するんだろうなあ。

有馬記念と、ダービーだけにお金を賭けていたおおよそ10年、1997〜2005、楽しめていたけど今のような人とのつながりは生まれなかった。

ギャンブルとしての競馬は、もう自分の中では終わったのかもしれない。

雨傘替わりにしていた競馬ブックを駅のゴミ箱に捨てて来た。

2006年に競馬を再開してから、競馬新聞の類は全て捨てずに取っておいてあった。

もういいかな、と思って。

来週は未来に希望を持たせるホープフルステークスなるレースがあるらしい。
JRAも詩人だなと思った。
だけども、その手には乗らないよ。
今年のJRAは、馬券は終わり。
来年は、わからない。

年末の大井には行かないとは言っていない。
また大好きな人達に会えるかもしれないから。

おわり


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